仏滅や大安というのは六曜といって宗教ではなく占いから来た考え方です。
結婚式や葬儀といった冠婚葬祭では重視する人も多く、日取りを決めるときには気にする人もいます。
もちろん大安が吉日で、仏滅が凶の日ということで結婚式では仏滅を避けて大安を目指す人は多いのですが、このとき料金はどの程度違うのかについて案外知られていません。
ここではこの2つの日取りでどの程度結婚式の料金が違ってくるのかまとめてみたいと思います。
すべての結婚式場で仏滅割引をしているわけではない
まず最初に紹介しておきますと
「仏滅でもすべての式場で料金の割引があるわけではない」
ということです。
これは式場の考え方もあって、
- 仏滅は閑散とするので集客のために仏滅割引を展開する
- 仏滅には葬儀も業務も入るので割引をしない
というようなパターンとに分かれてきます。
そのため仏滅割引がある式場とははっきりといって仏滅が暇で売上のないとか少ないということが多いです。
披露宴会場は主に7つのパターンがありますが、公共施設、レストランなどは特に仏滅で集客に困るということはないので割引がないことは多いです。
参照
式場によって異なる仏滅割引
さらに仏滅割引といってもその値引きの料金はさまざまです。
今までに聞いたことがある一番の仏滅割引は半額というものでした。
あとは
- 5%割引
- 15%割引
- 30%割引
- 招待客1人ごとに2000円割引
こうして見ればかなり割引額にも差があることがわかります。
招待客1人ごとに2000円割引という程度では食事にさらに一品つける程度しかメリットはないです。
しかし30%割引であればすぐに何十万も値引きがあることがわかります。
友引などでも値引きはあるのか?
六曜を紹介しておきますと
- 大安 1日吉
- 仏滅 1日凶
- 先勝 午前吉、午後凶
- 先負 午前凶、午後吉
- 友引 正午のみ凶
- 赤口 正午のみ吉
となっていて、大安、友引、先負、先勝、赤口の順に吉から凶へと移っていきます。
大安の休日となれば式場の相場も上がることがわかりますが、他の友引、先負などでは割引があるのかということですが、これは割引がないことのほうが多いと思います。
そのため割引を適用したいという場合には仏滅を狙っていくということが六曜では重要となってくるということです。
仏滅以外の割引サービスとは?
また六曜以外にも実は割引サービスのある式場もあります。
たとえば
- シーズン割引
- 直近割引
- 平日割引
というものもあることがあります。
シーズン割引というのは式場ごとに集客力の落ちるシーズンに挙式をすれば料金を安くするという割引です。
簡単にいえば真夏と真冬で、気候が厳しいので挙式数が少なる時期です。
多少式場によって違いますが、8月や1月から2月あたりになってくると思います。
直近割引とはたとえば3ヶ月以内に挙式することが決まっているカップルに適用される値引きのことです。
これもしばしば適用がある値引きですが、3ヶ月ということで式場で挙式のない日取りを埋めてくれることが多いので式場としてはありがたいという理由で値引きが適用されることが多いといわれています。
また平日割引も同様に休日の挙式が多い日本では、平日に売上の上がる平日挙式には割引があるということです。
式場によっては仏滅とセットで割引があるところもあるので、かなり結婚式の費用としては助かると思います。
すぐにハネムーンや新居の引越し費用や家具購入費が浮いてくることもあるでしょう。
以下のページに結婚式の費用を節約する方法をまとめていますので、外注や自作もセットで行うとさらに節約が期待できると思います。
参照
仏滅の挙式は料金だけではない
上記のように料金ではメリットがあることとなっています。
それとともに大きいのが、当日の会場の快適さだと思います。
大安の休日ともなれば会場は混雑でトイレするのも一苦労といったところもありますし、新婦のお色直しも結構大変です。
招待客も新郎新婦も混雑で大変な思いをすることもあるわけですが、仏滅となれば閑散としていて非常にゆったりと挙式できることは多いと思います。
式場のスタッフも割合手も空いていて丁寧に対応してくれるところもありがたいといえると思います。
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