結婚式の平均費用は約400万ともいわれています。
これは結納、新婚旅行も含めての金額ですが、それでも大きな金額です。
サラリーマンの平均年収にも匹敵するくらいの金額ですが、お金を使ってなおかつ
- 数多くの準備作業
- 親との意見の違いなどの気苦労
も含めても結婚式をするカップルがいるわけです。
いったいそこまでする結婚式にはどのような意味や目的があるのでしょうか?
結婚式の意味
- 新郎新婦それぞれの相手の親、家族、親せきへの紹介
- お世話になってきた周囲の人への感謝の気持ちを表す
- 結婚という人生の節目やけじめをつける
- 2人で幸せになるという決意表明
- 結婚するということを周囲の人に祝ってもらう
- 2人や招待客の思い出作り
といういろいろな意味があると思います。
もともと日本では古来から結婚とは宗教的な意味がありました。
神無月といって10月は神がいないので結婚式をしないというようにされてきましたが、これは結婚式を神に見てもらうという風習があったとされています。
この点、もともとは誓いや結婚して幸せになろうというような意味合いがあったと思いますが、宗教的な風土が薄れつつある現代ではこのあたりはすでに忘れられたことでもあります。
結婚とその後の恋人との関係の変化
付き合っているときと結婚後ではまた関係も変わります。
生活をともにする中で
- 一緒にいる時間が長くなっていく
- 良いも悪いも相手の性格や考えで衝突や教官が生まれる
- 相手と親の考えや意見にも左右される
- 収入の問題など生活の問題も出てくる
など良くも悪くも家族としての関係性ができてきます。
まったくの他人が一緒に生活をし、お金も共同で管理し、生計を共にしていきます。
当然夫婦はお金のことも仕事のことも一心同体のように影響を与え合います。
このように良いも悪いも含めて家族になるということが結婚であるといえます。
ここから考えれば結婚式の意味も見えてくるのではないでしょうか?
生誕してから結婚式までを独身の第一の人生とすれば、結婚をして今度は自分が家庭を持ち将来的には子供を持つ逆の立場になっていくわけです。
つまり結婚では社会的な独立も兼ねた、第二の人生の門出といっても良いでしょう。
そういう意味では、第一の人生まででお世話になった人、特に親に感謝の気持ちを伝えるというのは区切りとしても重要ではないでしょうか?
結婚式の本当の意味とは?
上のほうで結婚式の意味を6つ上げました。
私はすべてに意味があることで、どれも間違いであるとは思いません。
またむしろ個々のカップルで違ったように考えて良いと思います。
たとえば結婚式を親などに感謝の気持ちを示す場と考えれば、結婚式では挨拶や手紙の朗読をして親などに日頃いえないような感謝の気持ちを伝えれば良いといえます。
また思い出作りと定義すれば、新郎新婦自身が余興をして楽しむのも良いと思います。
ただどの意味をとったとしても変わらないのは
「家族になる」
ということです。
神の見てもらうかどうかは別にして、結婚式には親や友人など近い人を招待します。
招待をするということは自分たちの結婚式を見てもらうわけですが、ここからすれば
「人生に一度の結婚式で普段はなかなかできない感謝を伝える」
ということが結婚式の意味ではないかと思います。
新郎新婦の関係者が一堂に集まるということもそうないわけですから、これを機会に日頃なかなかいえない感謝を伝えるというのが結婚式の本当の意味や意義ではないかと思います。
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