ここ10年ほど地味婚という言葉が出てくるようになりましたが、実はその定義というのはまだ固まっていないといっても良いです。
まだ完全に固まっていない地味婚ですが、その費用の相場や割合などについて解説をします。
地味婚とは?
結婚式についてはバブル期にはかなり派手なものを一般の人でも行うこともありました。
豪華ホテルでゴンドラを使い、ケーキも何層もあるようなものを用意するというのがいわゆる派手婚というものです。
現在では
- 派手婚
- 地味婚
- ナチュラル婚
- ナシ婚
と4つの言葉があります。
ナチュラㇽ婚というのはレストラン、ゲストハウスなどを式場にして、ビュッフェ形式の結婚式などを指します。
ナシ婚というのは結婚式をしないということとともに、食事会だけ行うことも含まれることが多いです。
今のところこのような結婚式でないものを地味婚といったりもするのですが、共通点としては
- 招待客も少な目
- 結納をしない
- 派手な演出をしない
- 披露宴の会場の装飾も余計にしない
- お色直しの回数も少な目にする
- 結婚指輪のカラット数も抑え気味
といったところになるかと思います。
地味婚の割合はどの程度?
現在の傾向からいいますと派手婚を想定する人のほうが少ないかもしれません。
費用のこともありますが、あまり派手にして招待客に引かれるのを避けたいというような気持ちもあるかもしれません。
まず30%超のカップルは結婚式をしないのでナシ婚となります。
招待客の人数ですが、平均は70人ほどといわれますが一般的に少人数といわれる40人未満となると15%ほどとされています。
つまり招待客の人数の割合からすれば地味婚は15%ほどの割合となるといえます。
地味婚の費用や予算は安くできる?
地味婚ではまず費用や予算が気になるかと思いますが、単純にカップルの負担が軽くなるというわけでもありません。
予算が安くなる要因
- 式場の費用が安くなる
- 食事代が安くなる
- お色直しの回数も少ないので衣装代が安くなる
というような演出費用はたしかに安くなります。
しかし結婚式にはご祝儀というものがあり、招待客が少ないのでカップルの持ち出し額がかえって大きくなることも多いのです。
招待客の人数ごとの持ち出し費用を概算したのが下のページのデータです。
これを見れば人数が100人などとなってもそう持ち出し額に違いがないことがわかります。
参照
地味婚よりも費用を節約する方法
地味婚というのもご祝儀の金額が落ちるので単純に費用が安くなるということもいえないわけです。
- 演出のカットなどで結婚式の総額は安くなる
- しかし招待客の人数も少ないのでご祝儀も減る
ということで持ち出し額であまり有利でないということです。
このジレンマを解消するには上手に結婚式の費用を節約しなければいけません。
しかしいくら地味婚といっても招待客の目によくつくようなところをカットすればいかにもみすぼらしい挙式となってしまいます。
- 招待客にもあまり目立たない箇所で節約をしていく
- 式場も交渉に乗ってきやすいところで節約の交渉をかける
- 外注や持ち込みOKで節約をしやすい式場とはじめから契約をする
- 同じ内容でも安く挙式できる日取りを選ぶ
参照
このようなポイントを押さえて式場選びと演出は考えていくと良いでしょう。
地味婚でもみすぼらしく見えないで、かつ持ち出しも節約できる方法を知りたいときには上のページに目を通しておいてください。
うまく行うと持ち出しゼロで挙式できるケースもあるかと思います。
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