プロポーズが終わり、相手から結婚の同意を得ることができればまず次に行うことは
「両家の親に結婚の挨拶と報告を行う」
ということになります。
ケースによっては親から結婚の承諾をもらえないとか、反対されてしまうということもあります。
親が結婚に反対しても、それを押し切って結婚することも非常識な時代ではありませんが、やはり周囲から祝福されて結婚はしたいものです。
ここでの挨拶の仕方によっては、非常に長い時間にわたって親から良く思われないまま過ごさないといけないということもあります。
緊張もするわけですが、失敗しないように親への挨拶は済ませるようにしましょう。
自分の親と相手の親のどちらに先に挨拶するべきか?
昔は男性が女性の親に挨拶に行くというのが先ということが常識的でした。
しかし最近ではこれは慣習的に薄れてきていて、特に男性の親にまず挨拶をしてということでもおかしくはありません。
また両家の親をやや高級感のあるレストランなどで個室を借り切って招待し、そこで両家の親に一気に挨拶してしまうというカップルも最近では非常に多いです。
どちらの親に挨拶をするべきかというのは、普段親と付き合いがあれば何となく考え方なども知っているところもあると思います。
また婚約者ともよく相談して両家の親が納得するような形での挨拶というのが理想的です。
両家の親に一気に挨拶するということは一見非常に便利なようにも思いますが、最悪なケースもあります。
私の知っているカップルで、両家の親が飲みも入ったかもしれませんが、口論になったということです。
当然その後も結婚はしたものの、両家の親の仲はずっと改善されることもなく10年以上も両家の交流は一切ないというような状況でした。
両家の親が一緒に席を囲むと一気に挨拶も済むわけですが、想定もしていないようなことも起こります。
特に両家の親の相性が悪いと最悪で、間に入る2人としてはその調整で挨拶もそこそこに帰ることもあります。
どうしても失敗したくないという場合には、やはり別々に挨拶するというほうが良いかもしれません。
親への結婚報告の流れ
特に決まったやり方というものはないといって良いと思います。
ただ最低限以下のマナーを守れば後は臨機に対応していっても良いでしょう。
- まず親に結婚したいことを伝える
- 婚約者のことを概要でも良いのであらかじめ話しておく
- 親が相手と会える日時を聞く
- 婚約者にその日時を伝える
- 相手と一緒に親に結婚の挨拶をする
親への挨拶当日のマナー
- 相手の親の家に入るときには玄関で必ず挨拶
- そのまま手土産を渡す(「つまらないものですが」は現代ではNGとされる)
- 座った後もすぐに自分の挨拶や自己紹介をする
- 結婚の意思を伝える
- 挨拶では1時間程度が平均の歓談時間
- 帰宅時にも挨拶させていただいた感謝の気持ちを伝えて帰宅する
- 帰宅後すぐに挨拶のお礼の手紙を送る
手土産を渡すときには「つまらないものですが」は最近ではかえって失礼とされることもあるようです。
ですので「洋菓子がお好きとお聞きしまして・・・」などとより客観的な説明で渡すようにしましょう。
歓談ではお酒を出されることもありますが、あまり飲みすぎるのは良くありません。
親しくなることと礼儀とは別ですので、飲みすぎには注意しましょう。
途中までうまくいっていても、お酒の飲みすぎで相手に悪い印象を与えてしまったということもよくあります。
お酒を出されても油断しないように慎重に当日は過ごすようにしましょう。
帰宅後の挨拶の手紙を省く人は非常に多いと思いますが、このちょっとしたことでかなり親の印象は良くなります。
多少当日の印象を悪くしてしまったとしても、この手紙1つで律儀な印象を与えることができるので個人的には絶対にやったほうが良いと思います。
親への結婚報告で気をつけたい服装や外見
人間が印象を持つのはほんの数秒という一瞬です。
髪型や服装などは外見であって表面的なことではありますが、その後ずっと長く相手の親にその印象で見られていくことも多いです。
たかが外見ではありますが、この日だけは真剣質に外見を整えてその場にふさわしい身だしなみを整えておきましょう。
- 男性はスーツ、女性はワンピースが無難
- 男性の髪形は長髪や茶髪は避け、女性もあまり明るい髪色ではないようにする
- 男性はひげをしっかりと剃り、女性はメイクを濃すぎないようにナチュラルさを保つようにする
これを見ればわかりますが、常識的な範囲内であれば問題ありません。
たとえば女性の場合、当日香水をきつくつけていく人もいるようですが、清潔さということが鉄則であまり香水はつけないほうが良いと思います。
とにかく常識的な範囲内で清潔感があればそこまで気にしなくても良いです。
親への結婚報告では手土産は絶対に忘れないようにしよう
案外忘れやすいものが相手の親への手土産です。
相場としては3000から5000円程度のものが良いとされ、これ以上の高価なものはかえってひんしゅくを買ってしまうこともあるので相場もしっかりと押さえておきましょう。
品物としては
- 百貨店などで和菓子や洋菓子を購入する
- 地元で有名な名菓
などが無難といえます。
もし相手の親との自宅が遠方であれば、自分の居住地域で有名なお菓子などとしても話題になりやすく挨拶が盛り上がるようになりやすいです。
婚約者に親の好みなどを事前によくリサーチしておいて、お菓子とこだわらずに相手の親の好みを手土産とすることでも問題ありません。
手土産ということで購入時にはのしをつけてもらうことも忘れないようにしましょう。
手土産は挨拶でそのまま一緒に食べようというような流れになることも多いですので、一緒に食べたときにどうなるのかを考えて選ぶようにしていきましょう。
親に結婚を反対されてしまえば
上記のように慎重な対応で挨拶をしたとしても
- 仕事
- 年収
- 年齢
などで結婚を認めてもらえないこともあります。
当日はその点について何時間も親に賛成してもらうように話すわけですが、それでもダメということもあります。
この場合、なぜ結婚に反対なのかということを聞いておきましょう。
そしてその反対理由を解消できるのであれば解消した上で、再度結婚の挨拶にうかがいましょう。
反対理由が解消できないような場合には、できるだけのことをして相手の親に努力を認めてもらうようにしましょう。
このようなことで反対理由は解消できていないものの、誠意や人柄を認めてもらって結婚が許されることもあります。
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