招待客の人数によってはかなりの作業となることもあります。
出欠の確認などその後の作業も必要となってくるのでできるだけ早く招待状の作成や発送の準備には入ったほうが良いといえます。
招待状の作成と発送作業の流れ
- 差出人を決める
- 4~3ヶ月前には招待状の作成をスタートさせる
- 2ヶ月前には発送を開始する
- 1ヶ月前に出欠の確認をとる(招待状で返送してもらって出欠の確認をできるようにする)
この出欠の確認がとれた後にもまだ作業は続きます。
たとえば席次表を作成したり、当日の料理の人数を変更したりといったことです。
4ヶ月前や3ヶ月前から作業を開始するといえばかなり早いように感じる人もいると思いますが、こうして見れば後に続く作業があるので決して早すぎることはないということがわかります。
招待状の差出人を決める
当然、新郎新婦が差出人だろうというように考える人も多いと思いますが、案外そうではないことも多いです。
- 両家の親が主催者となるときには差出人は両家の親となる
- 友人や知人に主催者となってもらう場合には差出人は友人や知人となる
- それ以外は新郎志納が差出人となる
大きくいえばこの3パターンがあります。
親なのか自分たちなのかということは、結婚式の費用を出すのがどちらなのか、また親や自分たちの考えや意見の調整などによって決まるといって良いです。
費用だけではなく、招待客が親の友人や知人が多い場合でも親を差出人にしたほうがわかりやすいということもあります。
当然自分たちが差出人というように決めることは案外良くないことで、相手の親の意見もあるのでまずは両家の親に意見を聞くということを飛ばしてはいけません。
一応、日本では昔から親の名前を差出人にすることが主流でした。
そのため今でも親を差出人としたほうがより格式を感じさせる結婚式になるといえます。
逆に新郎新婦の友人などが中心の場合には逆に固いというようなイメージを与えてしまうこともあります。
差出人を自分たちにする場合には、新婦は新姓か旧姓かが気になるところですが、結論からいえばどちらでも良いとされています。
招待状作成と発送の流れ
4~3ヶ月前
- 差出人を決める
- 招待状を送る人をリストアップする
- 招待状の文面とデザインを決める
- 招待状を作っていく
2ヶ月前
- 招待状を発送開始
- 主賓については直接手渡しするのがマナー
1ヶ月前
- 返信のあった返信から招待客の人数をカウントする
招待状は自分たちで一からパソコンで自作することもできます。
ただし最近では書籍などでもテンプレートのついたものもあって、中にはデザインも綺麗で素人っぽく見えないものもあります。
文面についても書籍でおおよその定型文が載っているのでそのまま使用することもできます。
記載するべき内容としては
- 結婚式の日時
- 会場場所、会場の連絡先
- 差出人
- 出欠を確認するための返信用はがき
- スピーチ、余興その他のスタッフなどを依頼するときにはそのメッセージも含める
- 遠方からの招待客については交通費の負担や宿泊施設の手配について
などを漏れないように記載していきましょう。
招待状の文面自体はパソコンなどで印刷したものでも問題はないですが、封筒の外の宛先については手書きで対応していくのが丁寧だとされています。
しかし最近ではパソコンで宛先も印刷するカップルも多いので非常識とまではいえません。
字が汚いからとパソコンにする人も多いのですが、丁寧に書けば気持ちが伝わるのは手書きですので落ち着いたときに少しずつ作成していきましょう。
カップルで字が上手いほうが宛先を書くことを担当するということでも良いでしょう。
参照
招待状を外注する
招待客の人数によってはかなりの作業となってきます。
新郎新婦の仕事によってはなかなか作業が進まないこともありますが、このような場合には業者に外注することもできます。
招待状を発送するリストを渡せば、
- 招待状の作成
- 筆耕(宛先の代筆のこと)
なども完成されてきます。
ただしデメリットとしては費用がかかることで、招待客が100名程度だとすぐに数万円はかかってくると思います。
結婚式の準備で役に立つサイト

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