披露宴では料理は招待客の満足度に相当影響してくるものです。
演出とともに影響の大きな要素ですが、この料理についてはポイントに沿って検討していくことで失敗を避けることができます。
ブライダルフェアで必ず試食して検討する
式場予約ではフェア参加によって式場を決めることが多いです。
その中に料理の試食ができることが多いので、必ず試食をして料理は検討しておきましょう。
披露宴で失敗したという場合、この試食を飛ばして検討したカップルが多いと言われています。
試食は有料となっていることが多いですが、費用的には高級なホテルで食事をしたという程度のことが多いです。
ただし試食ということでアルコールも飲むわけですが、飲みすぎには注意します。
というのも飲みすぎでブライダルフェアの会場見学が十分にできないくらいまで酔ってしまって実質的には見学をしていない状態で式場を選ぶということになることもあるからです。
試食で料理のチェックするポイント
- 味
- 品数
- 見た目
- 金額
という点を中心に試食では料理をチェックしましょう。
個人的には写真撮影をし、すぐに感想もメモしておくと良いと思います。
あとは招待客の年齢層も考えて、子供用、また高齢者用のメニューも用意できるのかも確認しておきましょう。
新郎新婦ということでどうしてもこのあたりの年齢が離れた招待客からの目線はもれがちですので注意が必要です。
豪華さ(品数)、年齢ごとに細かい対応をしてくれるか、味、金額と総合的に自分が招待客なら満足できるかというような招待客からの目線でチェックすることが重要です。
和洋中のどれに料理はするべきか?
- 和食
- 洋食(フランス料理など)
- 中華
と大きく分ければ料理は3パターンとなっています。
このうち一番多いのはやはりフランス料理となっています。
豪勢に見えますし、日常でそれほど食べないものですから招待客のテンションも上がりやすいです。
基本的にはどれでも良くて、新郎新婦が決めて良いのですが、
- 会場の雰囲気
- 挙式スタイル(たとえばどの宗教式での挙式スタイルにするのか?)
- 招待客で一番好まれそうなもの
というポイントで決めていきます。
無難にいくならフランス料理、珍しいものであれば中華という料理スタイルになります。
高齢の招待客も多いという場合には和洋折衷が良かったという意見も聞きます。
飲み物もチェックしよう
一般的にはフリードリンク制を採用するカップルが多いと思います。
招待客の飲む量によってはフリードリンクのほうがかえって安くなることも多いでしょう。
この注意点としては
- ドリンクの種類が豊富かどうか?
- 高齢者や子供用のドリンクもあるか?
- 飲めない招待客にも配慮したドリンクがあるか?
ということです。
体質的にアルコールがまったく飲めない人も理解しにくいかもしれませんがいますし、また帰宅で運転しなければいけない人もゼロではないと思います。
このような場合にもし飲めないという人がいれば何を飲みたいかということを考えて、そのドリンクも含まれているかどうかをチェックしておきます。
料理で失敗しやすいポイント
さてここまでは料理やドリンクの概論について紹介してきました。
しかし料理などでは失敗したカップルもいます。
今まで聞いた話をまとめておきますと以下のようになります。
- 試食せずに決めてみたが料理がまずかった、少なかった
- 料理がまずいと思われて祝儀で稼いだと思われて恥をかいた
- 料理を値引き交渉して貧弱なものになった
- 立食式にしたが料理を取りに行くので楽しさはあるが歩く人が多く会場が落ち着かない
- 中華の円卓では料理が取りにくい
- フランス料理にして高齢者には箸がないということで食べにくいと言われた
- 料理の切り方で子供や高齢者には大きいようで食べにくいと言われた
自分たち目線で選ぶと案外招待客か不評を買うということもあります。
結婚式では招待客からの目線を意識して料理も決定していくと高い満足度を得ることになっていきます。
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