やみくもに結婚式の費用を節約しようと思ってもなかなかうまくいくものではありません。
今回は結婚式費用を分析し、それぞれの費用を節約するという方法を紹介したいと思います。
おそらく以下の方法を忠実に実践できれば結婚資金がないからと式をあきらめていたカップルも挙式が可能になる人も出てくるのではないかと思います。
結婚式の費用を分析する
大きく分ければ
- 挙式以外の費用
- 会場やその施設
- 備品
- スタッフ
と4つの費用に分析することができます。
それぞれに分けて結婚式を安くする節約方法を紹介していきます。
挙式以外の費用を安くする方法
これは具体的にいえば
- 結納
- 二次会
- 新婚旅行
などがあります。
正式結納と新婚旅行ですでに150万ほどかけるカップルもいますが、この2つをどうしていくのかが重要です。
特に結納については略式結納にするだけでも結納金を省略することができます。
参照
また婚約指輪も結婚指輪もいずれ用意するのであれば別に省いても良いのではないでしょうか?
新婚旅行についても結婚式と二者択一で考えても良いでしょうし、国内旅行であえてゆっくりと安く行うということも良いと思います。
二次会についても同様であえてやらないということでも良いでしょう。
二次会では披露宴に参加できない人を中心に呼ぶのですが、親戚や家族など最低限の親戚への紹介は披露宴で済みます。
あと友人や知人への結婚相手の紹介というのが二次会になりますが、あえて行わずに後日の結婚通知状で対応しても良いかもしれません。
結婚式の日取りと費用の節約
次に考えることは日取りです。
- 6月
- 大安や友引の休日
には結婚式をするカップルが非常に多くなりますので、式場費用の相場もぐっと上がります。
しかも当日は他の結婚式と会場で一緒になるので混雑していて、トイレもままならないということにもなります。
費用だけでいえば仏滅が最も安いです。
このような大安や仏滅というのは六曜といって吉凶とは本当は関係ありません。
大安に結婚をしても離婚をする人もいるので仏滅婚も費用的にはかなりメリットがあります。
仏滅はどうしてもという場合には友引に結婚式を予約しても費用は少し安くなります。
参照
会場やその施設も交渉できる
結婚式場について実は費用を安くするために交渉をすることもできます。
上記でも記載しましたように大安などの人気のある日に予約をしたときに交渉をしても門前払いですが、その他の日に挙式するという場合には十分に交渉することができます。
式場予約は主にブライダルフェアに参加し、見積もりを出してもらうところからスタートします。
この見積もりで交渉し、最終の見積もりを元に契約となっていきます。
また食事や飲み物など原価のかかるものは交渉してもまず安くなることはないですし、また交渉した時点で契約をしたくない客と思われてしまうこともあります。
値引きしてもらいやすい項目としては
- 親族控え室
- 持ち込み費用
というところです。
フェアで見積もりが出た後、この項目を中心に値引きしてもらうように交渉しましょう。
この交渉は見積もりの段階で行わないとうまくいきません。
内金を支払った後に行おうとしてもすでに契約済ですので、式場も足元を見て交渉には応じないということもあります。
契約前ということで何とか契約をして欲しいと思いがちな段階で交渉は行うということが鉄則です。
参照
結婚式後での追加料金にも注意しよう
あとは結婚式の後で追加費用の支払いでも足が出るということも多いです。
その代表としては
- 持ち込み費用
- お色直しの回数が多かったとき
- 延長料金
- 写真の焼き増し費用
といって良いと思います。
持ち込みは後述しますが、この大小によって結婚式の費用はかなり変わってきますし、極論からいえばこの持ち込み費用の大小が式場が安いのか高いのかを判断するポイントといっても良いわけです。
写真の焼き増し料金もかなり後からびっくりするカップルは多いですが、これもカメラマンの外注をして持ち込みができるかどうかですぐに費用は何万も違ってきます。(これも後述します)
この4つは見積もりでは基本的には話に出てこないわけですが、結構な金額となってくるので事前に確認してから式場を選択して欲しいと思います。
参照
備品やスタッフの費用を安くする方法
備品といっても膨大な項目があるわけですが、基本的には
- 外注する
- 自作する
という2つの方法で費用を安くすることができます。
多くのカップルの場合、基本的には予約した式場で手配することが多いのですがこれが費用を高くする大きな原因といえます。
というのも式場で手配すれば提携業者に発注することになりますが、提携業者に支払う費用に上乗せして式場のマージンが乗ってくることになります。
この2つの費用が請求されるので割高になっていくのです。
そのため安易に式場に手配するのではなく、外注するということが安くする方法といえます。
ここで問題となるのが外注したとして、式場に持ち込み費用がかかるのか、またその持ち込み費用がどの程度なのか?ということです。
これは式場によってかなり違いますが、持ち込み自体を禁止しているところや、持ち込み費用が他の式場よりもかなり高いところとがあります。
そのため外注の前提としては式場でも持ち込みが可能で、かつ持ち込み費用が安いところを選ぶということです。
外注できるものとしては以下のようなものなどがあります。
- 衣装代
- フラワーシャワー
- 装花費用
- ブーケ、ブートニア
- 引き出物、引き菓子、プチギフト
- 招待状、席次表
- 写真撮影
- 司会者
- カメラマン
- 余興
- ペーパーアイテム
こうして見ればかなり広範囲に外注ができるとわかります。
ペーパーアイテムやブーケなどは自作すればさらに費用を安くすることもできます。
結婚式には準備期間が数ヶ月ありますが、その間に少し勉強をすればすぐにこれらは自作することもできます。
またアクセサリーなど花嫁の小物はいくつかありますが、結婚式でしか使用しないものは外注することでも良いのですが、二度と使用しないようなものは友人や親に借りるという方法もあります。
引き出物、引き菓子、プチギフトなどはもともとの単価が小さいので、外注してもそこまで大きな節約となりにくいといえます。
引き出物はともかく残りの2つについては最悪式場に発注するということでも良いでしょう。
この3つは外注するとすれば通販サイトなどで購入を行います。
参照
「結婚式会場の装花や装飾の決め方4つのポイントとその節約方法」
「装花が高くてもったいないと思ったときはバルーンで豪華に見せよう」
披露宴で必要でないプログラムなどを省略する
また絶対に必要ではないものを削るということもときには必要です。
たとえば以下のようなものなどがあります。
- 披露宴会場の余分な装飾
- ウェルカムドリンク
- お色直しの回数を減らす
- 集合写真
- 親族控え室
- 余興
参照
結婚式で安っぽく見られない秘訣
このように節約方法はあるとしても逆に心配になってくることもあるかもしれません。
それは節約のしすぎで招待客に安っぽい結婚式に思われないかということです。
しかし上を見ていただくとわかりますが
- 招待客の目に入るところはクオリティーを下げずに外注で対応する
- 目に入らない箇所はコストカットする
という方法となっています。
たとえば装花やウェディングケーキといった招待客の目によく入るものがあります。
このように目に入るものを節約してグレードを下げる人もいます。
しかしこの方法はあまりおすすめしません。
というのもこのように目立つ部分での節約をすれば招待客にケチな結婚式と新郎新婦というようなイメージを与えてしまうこともあるからです。
節約するべきところとは
「目に入らないところ」
でのみ行っていきます。
目に入る部分の節約については外注という方法でグレードを下げずに費用を安くしていきます。
招待客が一番長く印象に残すものとしては式場と食事があるといわれています。
そのためこの食事や式場のグレードを下げずに、他で節約を考えていきます。
また節約した費用を食事のグレードアップに回すということでも良いでしょう。
引き出物や引き菓子やプチギフトをケチろうというカップルも多いのですが、これはやめたほうが良いと思います。
ご祝儀の金額と食事やこの引き出物など招待客に渡すものとはかなりの確率で比較されてケチな新郎新婦かどうかは内心では値踏みされるものです。
後々の人間関係もあるのでこのあたりを節約するのはどうかと思います。
結婚式の準備で役に立つサイト

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100万で行う結婚式の方法
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