テレビドラマでも結婚式が出てくることがありますが、それぞれ挙式スタイルというものがあります。
大きく分ければ
- キリスト教式
- 仏前式
- 神前式
- 人前式
というように4つのパターンがあります。
それぞれ宗教とも関係していて、無宗教式であれば人前式になります。
日本では仏教が一番信者が多いわけですが、なぜか現代ではキリスト教式の挙式が一番女性には人気があるようです。
ちなみにテレビドラマの挙式シーンを見てもキリスト教式が一番多いようです。
新婦の衣装がドレスになるのがキリスト教式ですが、この衣装から一番人気があるのかもしれません。
挙式スタイルの決定方法で注意したいこと
基本的に結婚をするのは本人たちです。
そのため挙式スタイルも自分たちの希望から決めて良いといえますが、ごくまれに両家の親の考えも入ってくることもあります。
- 親の考え
- 親の家の宗教
などでたとえばキリスト教式でいきたいと思っていても、仏前式しかダメというようなこともあります。
この点、両家の親の考えは事前によく聞いておくべきといえます。
親の結婚式への希望というのはたしかにありますが、親の考えを聞きすぎれば後で後悔することもあります。
人生に一度の結婚式ですので、スタイルは自分の理想で決めても良いのではないかと思います。
キリスト教式
特にキリスト教の信者でなくても選択することができます。
ライスシャワー、ゴスペルウエディング、二人でベルを鳴らすといった女性が憧れやすいのがこのキリスト教式です。
また衣装がドレスで、祭壇もロマンチックなところも女性受けするといえるでしょう。
ただしデメリットとしては
- 事前に結婚講習を受けないといけないところもある
- 教会は信者だけしか挙式できないところもある(その場合にはホテルのチャペルで行う)
- 結婚費用が15万円前後と一番高い
結婚講習の期間は短いところで1回の講習で済むこともありますが、3か月などと長期にわたるところもあります。
個人的には迷えばキリスト教式にしておくと良いのではないかと思います。
参照
仏前式
費用的には10万円前後とキリスト教式よりは若干安くなっています。
文字通りに仏教に沿った結婚式を行うということですが、本尊の前で結婚をするという形になります。
おごそかや伝統に沿った結婚式をしたいというカップルにはおすすめといえるでしょう。
一口に仏教といっても宗派はいくつかあって、新郎新婦で宗派が違うこともあります。
この場合、多くは新郎の側の宗派で結婚式を行うようです。
仏前式では菩提寺、自宅で挙式することが多く、ホテルや専門式場では設備の関係上挙式できないことも多いのがデメリットかもしれません。
指輪の交換も行われますが、焼香や合掌なども式に含まれるところが特徴といえます。
個人的には挙式スタイルの中で一番行われることが少ないものがこの仏前式といって良いと思います。
参照
神前式
この神とは神道の神で、日本古来の神道に沿って結婚式を行うということです。
費用的には仏前式よりも若干安いようです。
伝統的な結婚式にしたいカップルにおすすめのスタイルといって良いでしょう。
衣装は新郎は紋服、新婦は白無垢です。
昭和時代ではもっとも行われていたスタイルで、親世代でもこの神前式で結婚式をしたということが多いといえます。
神社に行くとすぐ近くに式場が併設されていることがありますが、基本的にはそのような神社併設の式場での挙式が多いといえます。
祝詞と誓詞の奏上、玉串奉奠というように神道式の式となります。
雅楽の演奏もあり、おごそかな雰囲気の式となることになります。
祝詞など神道式では普段慣れない儀式もあって不安になることもありますが、事前に巫女さんなどからレクチャーを受けることができますのでそこまで心配する必要はありません。
リハーサルの段階でしっかりと覚えようとしておけば神前式でも十分に挙式できます。
神前式のデメリットはやはり神社の繁忙期には日取りが希望通りに行かないこともあるということです。
参照
人前式
宗教によらないで自分たちのオリジナルでというカップルにおすすめのスタイルです。
ただし親によっては宗教によらない挙式スタイルに疑問を持つ人も多いようですので、事前に説明しておくと良いでしょう。
- 式場
- 式の流れ
- 衣装
などすべてが自分たちでオリジナルにすることができます。
自由度が高いので、コンセプトややりたいことが決まっていれば最適といえますが、逆にいえば自分たちで決めたり企画することも多いということです。
その分考えたり決めたりといった労力はかかってきますし、失敗するリスクもあるということです。
プランナーに依頼するとしても、そのプランナーの経験や企画力に相当依存してしまうということはあるといえます。
自由度は高い反面、外すこともあるというのが人前式の特徴といえるでしょう。
そのため挙式の一部を上記の宗教式にならい行い、その他の部分を自分たちでアレンジというような形式で執り行うカップルも多いようです。
また宗教などが入ってこないので費用は5万円程度以下になることも多く、節約に適したスタイルともいえます。
参照
結婚式の準備で役に立つサイト

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